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ソトとナカのモノやコト

気づけばスノーピークのエントリーパックTTで、デイ、ファミリー、ソロ、全てのキャンプが出来てた。

 

エントリーパックTTを購入して2年程が経ちます。

右も左もわからないときに、何となくオシャレだから買ったテントでしたが、使用するうちに、本当の魅力がわかってきました。

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愛用してます

その魅力とは、真冬を除き、このエントリーパックTTだけで、デイキャンプから、ファミリー、そしてソロキャンプまで出来てしまうという、懐の深さと、汎用性の高さです。

例えば、テントが欲しいけど、何を買っていいかわからない。

または、ゆくゆくはソロキャンプもするかも…。

さらには、大人数でバーベキューもしたいなぁ、等々。

このように、アウトドアには様々な状況がありますが、エントリーパックTTはしっかりと対応してくれます。

今更ですが、その魅力を語っていきます。

 

※2020年6月14日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2021年5月8日に再度公開しました。

 

 

 

はじめに

概要

エントリーパックTTとは、アウトドアブランドのスノーピークが販売している、タープとテントのセット商品です。

タープは、アメニティタープヘキサLセットという名前で単体販売もされています。

テントは、ヴォールトという名前でこちらも単体販売されています。

もちろんセットで購入した方が、安いです。

 

仕様 

商品名 エントリーパックTT
重量

テント / 7.9kg、タープ / 7.9kg

対応人数 4名
値段 49800円(税別)

 

 

特徴

タープの特徴は、汎用性の高い王道なタープだということです。

ヘキサタープは一人で設営することも簡単で、別売りのポールを購入すれば色々な形にアレンジできます。

また、テントと連結するためのコネクションテープもついています。

テントの特徴は、アウトフレーム構造という作りになっていて、インナーテントの取り外しが自由だということ。

普通のテントとしての使い方と、シェルターとしての使い方の2つの使い方が楽しめます。

 

デイキャンプでの使い方

まずデイキャンプをするときには、タープは必携と言えます。

タープを使わず、焼き台と食料だけでも楽しむことは出来ますが、それだと天候に左右されてしまいます。

夏は日差しが強くとても暑く、春や秋は風で意外と寒かったりします。

タープがあれば、日差しを遮ってくれますし、張り方を考えれば風も防いでくれます。

時には急な雨に晒されるときもあるかもしれませんが、タープがあれば安心です。

また、家族連れ、特に小さいお子さんを連れてのデイキャンプなら、タープはより必要となってくるでしょう。

外遊びはどうしても体力を使うので、小さい子供なんかは遊び疲れて眠くなってしまします。

そんなときでも、タープの下なら敷物やベンチなどで寝ることは出来ます。

また、おむつ替えや授乳が必要な時があるかもしれませんが、タープの下ならある程度人の目を気にしなくて済みます。

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前後のポールが間違ってるのはご愛敬

あと、このタープはかなりデカいです。

大人数にも対応出来るので、グループでデイキャンプするときにはうってつけですね。

私の家族と合わせて4家族、大人8人、子供8人でグループキャンプをしたこともありましたが、子供は余裕で、大人は何となくですがタープの下に入ることが出来てましたよ。 

ちなみに、テントのヴォールトもデイキャンプとして使うことも出来ます。

インナーテントを付けずに、シェルターとしての使い方でデイキャンプをすることも出来ます。

より密室感が欲しい方はタープではなくシェルターを使うことをおススメします。

 

 

ファミリーキャンプでの使い方

ファミリーキャンプではエントリーパックTTの能力が十分に発揮されます。

タープはリビングルームとして、テントは就寝スペースとして、居住空間を分けて使えるので広々として快適です。

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生活感が溢れてるのは気にしないでください

私自身、当初はテントさえあればタープは必要ないと思っていましたが、まったくそんなことはありませんでした。

先程のタープのところでも書いたように、天候に左右されにくいのはもちろんですが、タープによって、リビングという居場所があるということはとても重要です。

これは感覚的なモノかもしれませんが、だだっ広いキャンプ場で、長時間にわたり、なんとなく居場所がない状況というのは意外と辛いものがありますよ。

また、テントのヴォールトは大人2人と子供2人が川の字で寝ても余裕があり、荷物等も荷物等を置くスペースも十分に確保することが出来、ファミリーキャンプとしての使いやすさを考えられた設計となっています。

ちなみに、インナーテントはなるべく寝る時間まで付けないのがおススメです。

寝室となるインナーテントへの虫の侵入を、ある程度防ぐことが出来ます。

 

 

ソロキャンプとしての使い方

ソロキャンプといえば、就寝用の小さめのテントと、小さめのタープ、もしくは野天で食事や調理という方が多いかと思います。

もちろん、キャンプには色々なスタイルがあるべきですが、個人的にはソロキャンプと言えども、ファミリーキャンプのようにゆったりと過ごしたいです。

ですが、一人で大きなタープとテントを設営するほど、私の心臓は強くありません。

そんなときに、シェルターとしての使い方がピッタリです。

インナーテントを付けないシェルターとしての使い方は、リビングと就寝のスペースを十分に確保することが出来ます。

イスやテーブルを入れて調理や食事はもちろん、人に見せたくない下手なブッシュクラフトなんかもシェルター内で出来ますし、スマホやタブレットで映画を観るときや、このブログを書く時なんかも、人の目を気にせずゆったり見ることが出来ます。

シェルターということで、寝るときはコットや、背もたれの角度が緩やかなイスがおススメですが、それらを設置してもしっかり動線を確保できるほど。

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これでもゆとりがあります

また、自己責任ですがストーブを置くスペースも取れるので、雪が降らない程度なら全然過ごせます。

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しっかりと換気をしましょう

ソロキャンプと言えども、ゆったりと、また人の目を気にせず気兼ねなく過ごすことが出来ます。 

 

 

タープとテントのセットを進める理由

タープとテントの必要性はわかって頂けたかと思いますが、どうしてセットでの購入を進めるのか。

それは、このタープがテントとの連結もちゃんと考えられているからです。

もちろん、セットを想定していないタープとテントや、別なブランド同士でも連結することが出来る場合もありますが、それはある程度キャンプに馴れた人の領域だと思います。

私のようなライトキャンパーには難しいし、なにより、見た目的にも使い勝手的にも、セットで販売されているものを簡単にしのぐことが出来るとは思えません。

 

 

まとめ

家族の為に始めたキャンプでしたが、いまではソロキャンプに行くほどに、ガッツリ自分の趣味になってしまいました。

それもこれも、このエントリーパックTTのおかげだと思います。

懐が深く、汎用性の高いエントリーパックTTは、色々な局面に幅広く使うことが出来ます。