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ソトとナカのモノやコト

ブライワックスの基本的な塗り方。クリアーは木材の雰囲気を変えたくないときに便利。

 

DIYで木材を表面処理するのに、ブライワックスを試してみました。

今回試した色は、クリアーです。

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こちらがブライワックス

木材本来の雰囲気を変えることなく、木材の質感が上がります。

あと、手触りもかなりツルツルになりますよ。

 

※2020年5月21日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2021年5月5日に再度公開しました。

 

  

はじめに

木材の表面処理には様々な方法がありますが、木材本来の雰囲気を大事にしたいならば、オイルかワックスだと思います。

コチラの記事でも紹介したように、WATOCOというオイルでウェット研磨をしたことはありましたが、ワックスを使用したことはなかったので試してみました。

今回使用する、ブライワックスはホームセンターでも手に入る一般的なワックスです。

カラーも豊富なラインナップがあります。

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十円玉で開けます

 

また、使用する木材はパイン材の集成材という、こちらも一般的な木材です。 

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ちょっと赤みのあるパイン材です

 

必要な道具

ブライワックス

蜜蝋を主成分としたワックスです。

様々な色がありますが、クリアーは木材の雰囲気を変えることなく、艶出しと保護、メンテナンスにも使えるのでおススメです。

幅広い木製家具に使えます。

 

 

ウェス

ワックスを塗るときや、乾いたワックスを乾拭きするときにも使います。

使い捨て出来る紙製のウェス、ショップタオルが便利です。

 

 

サンドペーパー

出来れば丈夫な布ヤスリがおススメ。

今回は240番と400番が必要です。

 

  

ブライワックスを塗る方法

木材をヤスリがけする 

まずは、木材をサンドペーパーでヤスリがけします。

まずは240番のサンドペーパーで、その後400番で整えます。

力が均等にかかるように添え木を使います。

また、木目に逆らわずにヤスリがけをします。

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平らな木材を使用します


出てきた木屑は奇麗に取り除きます。

 

ウェスでワックスを塗る

ウェスを使ってワックスを塗ります。

これも木目に沿うように塗りしょう。

ムラが出ないように、少しずつ、薄く塗ります。

ちなみに、ウェスと木材との摩擦熱を使うとよりワックスが馴染みやすくなるという考えもあるようです。

個人的には、特にゴシゴシしなくてもワックスが浸透している実感はあるので、そこまで気にしなくていいかなと思います。

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少しずつ塗りましょう


ちなみに、ちょっとニオイがするので気になる方は換気扇をつけましょう。

また、ワックスが手につくと意外と取れないので、手袋があってもいいかも。

私はつけてないけど…。 

あと大事なことですが、使ったあとのウェスは燃えやすいので、火気に注意しましょう。

 

乾燥させて、ウェスで乾拭き

30分程乾かして、乾拭きをします。

ブラシやたわし等でゴシゴシとブラッシングする方法がありますが、ツヤを出したり、アンティーク調にするための小傷を入れる為である場合もあるので、今回はしません。

新しいウェスで念入りに乾拭きするのみで大丈夫です。

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木目に沿って乾拭きします

 

完成

写真だとわかりづらいかもしれませんが、実際に見るとかなり違います。

ワックスを塗った方が木材の雰囲気が出ますね。

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左がアフター、右がビフォーです


あと手触りも全然違いますよ。

かなりツルツルスベスベになるので、はたきでホコリを掃除するときなども引っかかりを感じることはありません。

 

  

まとめ

手間はかかりますが、DIY作品がかなりレベルアップして見えます。

良い意味で家具っぽくなる感じですね。

まずは、クリアーからおススメします。